【共通テーマ】異世界

米長邦雄さんの著書『人間における勝負の研究』という本

この本は米永邦雄の生い立ち、生き方、勝負勘、その他にも勉強の取り組み方や社会での立ち回り方などが勝負師ならではの目線で書かれていて面白いです。

特にカンについての話はとてもタメになりますので読んでいない人には是非、ご一読いただきたい一冊です。

どうして異世界という共通テーマでこの本の話をしたか、それは当時この本を読んだときに、将棋に人生を賭けた、勝負の世界にいる人とそういった世界とは遠い位置にいる自分の世界との間に大きなギャップを感じた為です。

同じ地球で生きていたはずなのに違う経験をしているだけで相手とは違う世界の住人になってしまう。

この事から異世界人は簡単に作れることがわかります。学校が開校記念日でお休みになった日の特別な気分に似た感覚です。

自分なんかはそれなりの間、無職としての生活を経験したおかげで真面目に生きている人たちとの感覚の違いを感じることがしばしばあり、まるで相手が異世界の住人であると思い込んでしまうことがあります。

例えば、異世界の人たちはよく「千円のランチがどうだ」「アクセサリーがどうだ」などと言いますが、自分としては昼食なんて安く腹を膨らませられればそれでいいもので、タッパーに米を詰めるだけ詰めて、弁当箱に調理した冷凍食品と少しの野菜で十分だし

アクセサリーだってそもそもピアスやネックレス、バングルやらアンクレットの意味も魅力も感じられず無駄にしか見えないのです。

そんな自分と彼らの間にあるズレというか隔たりのようなものに戸惑うこともあるけれど、この異世界の住人との交流は理解はなかなか出来ないけれど自分を広げてくれるようで、存外気持ちの良いものだったりします。

なのでこのページを読んでいる異世界に憧れる方も一度、無職を経験してみてはいかがでしょうか。

何かと不都合な事も多いし世間の目も冷たいし言いだしっぺの俺も責任は取らないけど、旅に出たり危険な世界に踏み入れたりするよりはいくらか気軽に異世界気分を楽しめるかと思います。





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